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2013年11月18日
大学院心理科学研究科 山下雅俊(M2)さんが日本学術振興会の博士特別研究員に採用内定される!


【トピックス使用】IMG_0188.JPG

大学院心理科学研究科 心理学専修の山下雅俊(修士課程2年)さん(写真)が、日本学術振興会の平成26年度特別研究員に採用内定されました。

この特別研究員制度は、わが国トップクラスの優れた若手研究者に対して、その研究生活の初期において、自由な発想のもとに主体的に研究課題等を選びながら研究に専念する機会を与え、わが国の学術研究の将来を担う創造性に富んだ研究者の養成・確保を図る制度です。

神経生理の第一人者である本学山本隆宣教授指導の下、地道に研究を続けている山下さん。これまでの研究が認められ、超難関である特別研究員に本学として初めて採用内定されたことは、特筆に値する快挙と言えます。

今後の活躍が大いに期待される山下さんの研究概要について、指導を続けている山本教授からわかりやすくまとめていただきました。

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■ 平成26年度 特別研究員—DC1 研究課題:神経膠細胞内トリプトファンの中枢性/精神性疲労の誘発機構に関する実験心理学的解明

【トピックス使用】IMG_0349.JPG

研究は心を生み出す神経回路の解明です。脳は神経細胞のみで構成されていると考えがちですが、実はその10倍ものグリア細胞(非神経性細胞)がその周りを取り囲んでいます。以前は神経細胞を支持している細胞と考えられていましたが、最近では神経細胞に似た機能(精神的活動にも参加している)である事実がわかってきました。しかし、細胞生物学的にグリア細胞機能研究が進んでいるものの、心や精神機能との研究はほとんどなされていません。特に実験心理学の分野では皆無です。今回ここに焦点を当てた研究テーマが審査員の注目を集め、山下君の採用内定につながりました。山本(神経生理学)研究室ではすでにグリア細胞の抽出に成功し、「グリア細胞一神経細胞」間の神経回路が「認知」や「精神疲労」にどうかかわっているかの未開の分野に挑戦し、解析を進めています。その競合相手は常に世界を意識して進めています。

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今後、若き心理科学学徒が次々に誕生することを願って、大学院の指導スタッフ一同あげて、教育研究活動に取り組んでまいります。