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2012年07月02日
【官学連携】滋賀県民俗行事まるごと調査を人文学部日本文化学科学生らが実施

6月30日から7月1日の2日間に亘って、人文学部日本文化学科学生10名と、大学院人文科学研究科院生3名が、赤田光男教授(人文学部教授・滋賀県文化財保護審議会員)及び高田照世講師の指導のもと、昨年に引き続き、滋賀県教育委員会から依頼を受けて、滋賀県民俗行事まるごと調査を実施しました。

滋賀県民俗行事まるごと調査とは、昭和52年・53年に調査した場所を再び調査し、現在の状況を記録するというもので、今回は、滋賀県高島市今津町梅原で、地域で行なわれる民俗行事を中心に民俗文化全般について、「年中行事」「冠婚葬祭」「民間信仰」の3班に分かれてそれぞれ古老から聞き取り調査を行ないました。

「年中行事」を担当した西連寺匠さんは、「授業で習ったことが実際に古老の話に出てきて、本当にあるのだと実感した。大学院に進んで民俗学を本格的に学びたい。」、「民間信仰」を担当した阪口央剛さんは、「地方の言葉を聞き取るのが大変だったが、今回の調査結果をうまくまとめたい。」、「冠婚葬祭」を担当した植村尚史さんは、「知らないことばかりで、古い慣習が残っていることに驚いた。」とそれぞれ調査をふりかえり、高田講師は、「今回の参加者は、2年生が多く、民俗調査自体初めてという学生がほとんど。この経験を通して、昔を語ることや記録することの大切さを少しでも学んでもらえれれば」と期待を寄せていました。

調査結果は、約1ヶ月をかけて大学でまとめたあと、滋賀県に提出されます。

昨年の民俗調査の様子はこちら

「冠婚葬祭」についての聞き取り調査の様子。話者の思い出話にも花がさく。

「民間信仰」についての聞き取り調査の様子。「子馬のくい打ち」など梅原独特の信仰が今なお残っている。

「年中行事」についての聞き取り調査の様子。正月飾りについて教えてもらう―。

話者の話を聞き漏らさないよう必死でメモをとる。