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2012年06月08日
経済学部で近畿財務局長・池田篤彦氏による講義が行われました。

経済学部の特色ある授業科目の一つである「経済学特殊講義(金融・財政の現状)」の第9回講義が行われました。この講義は,私たちの日々の生活と密接な関係にある財政と金融について,近畿財務局の幹部の方々を講師としてお招きし,自らのご経験を踏まえて,わかりやすく講義頂くというものです。

今回は、近畿財務局長の池田篤彦氏が、「社会保障・税一体改革について」という、今最もホットなテーマで、講義されました。

まず、日本財政の現状の話から始められ、1990年度と2011年度の一般会計を比較し、文教・防衛・公共事業等の歳出は横ばいなのに対し、社会保障関係の歳出が大幅に増加していることを指摘されました。また、日本が、社会保障以外の支出でみると、国際的にみて最も「小さな政府」であること、租税負担率・国民負担率でみても低い国であることの説明がありました。これらの現状認識を踏まえ、「社会保障・税一体改革」へとテーマを展開されました。今回の「一体改革」の背景とその目指すべき目標について概説された後、国内外の具体的な事例を数多く挙げられながら、我が国の社会保障制度の現状、財政の健全化に向けての必要性等々について、平易に、かつ、明快に説明されました。最後に、今回の改革は、学生のような若者世代にとっても、非常に重要なものであることを指摘され、講義を終了されました。

この講義は、奈良財務事務所をはじめ、財務省近畿財務局の全面的なご協力を頂き、金融政策、財政政策の現場におられる方々にリレー形式で講義を頂くというもので、7年前から、経済学部の専門科目(前期・2単位)として実施されています。

 

池田近畿財務局長と岩井学長。講義前に意見交換を行ないました。

講義の様子

講師の池田近畿財務局長

配布された資料