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2019年10月01日
特別客員教授 寺島実郎氏による特別公開講座 「転換する世界と令和時代の日本」を開催しました

 

IMG_9947.JPG9月28日(土)、本学特別客員教授 寺島 実郎 氏による特別公開講座「転換する世界と令和時代の日本」を近鉄学園前駅前の奈良市西部会館市民ホール(学園前ホール)で開催し、一般市民や学生を含む約270人が聴講しました。

寺島氏は日本の経済や世界情勢を考える上で認識しておくべき重要な事象をテキストをもとに解説。緊迫する東アジア情勢や、米国、中国、ロシアの動向などについて、事例を挙げて詳しく説明されました。また、日本経済については、工業生産モデルを前提に産業と人口を都市圏に集積させて発展してきたこれまでの構造は、もはや成立しないモデルであると指摘されました。

かつて興隆を極めた製造業大手企業と世界的エンターテイメント企業の現在の株価を比較し、後者が前者の3倍もの時価総額となっていることに着目。これからの日本が取るべき進路は高付加価値型モデルであるとし、地域と都市圏をいかに創造的に発展させるのかが課題であるとの考えを示されました。

異次元とも言える高齢化社会を迎える今、日本再生へは女性と高齢者の参画できるプラットフォームつくりが急務であると語る寺島氏。100歳人生を主体的に設計するためには、各々で「知の再設計」「再武装」を行うことが重要であり、その意味で地域社会に大学が果たす役割は大きいと会場に呼びかけて講演を締めくくられました。

当日に同氏の最新刊のサイン本の販売を行ったところ、詰め掛けた来場者であっという間に完売し、講演だけでなく会場外でも大いに盛り上がりを見せました。
「納得できた」「勉強になった」と口々に言い合いながら興奮した面持ちで帰路に着く参加者の姿が見られるなど、本講演会は日本の経済や世界情勢を深く考える刺激的なひとときとなったようです。