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2012年06月25日
仲川奈良市長と若者のトークセッション~「未来の奈良市」を語り合う~が学園前キャンパスで開催されました

 

仲川げん奈良市長の講義.jpg

6月23日(土)18時から、本学学園前キャンパスにおいて、公益法人奈良市生涯学習財団が運営する「奈良ひとまち大学」の授業の一環で、仲川げん奈良市長を講師に迎え40歳未満の受講生約40名が集まり、市長と若者のトークセッションが行われました。本学からも学生や大学院進学を目指す研究生ら6名が参加しました。 

 

平成21年に33歳で奈良市長に就任された仲川げんさんが、市長を志した理由、奈良市長の仕事や「めざすもの」について話された後に、参加者とのトークセッションとなりました。 

市長を志した経緯の説明では、ご自分の企業での経験やNPO活動を通じて考えてこられたことを詳細にお話しされ、奈良への熱い思いが伝わってきました。市長の仕事の説明部分では国や県と市の関係を分かり易く説明され、また、市の行政はもちろん国の仕組みについても提言していることを話されていました。市長は「どんな奈良にしたいのか」については、土地開発公社の問題を取り上げながら、体質改善をして古い政治のしくみを崩したいと述べられ、もっと政治に関心をもってもらいたい。アクションを起こせば変えられると熱く語られました。 

トークセッションで口火を切ったのは本学人文学部日本文化学科4年生の春田千尋さん。市議会ではなく、市長を選んだ理由を質問しました。その質問に市長は、「市議会では、市議39名のうちの1名では劇的に変えられるかどうかは難しい。地方の首長ならそれができるのではないかと考えた。せっかちで理想に燃えている人にぴったりだから」と答えられていました。続いて、大学院進学を目指す心理学科研究生の林真史さんから、自分はジェンダー問題を研究しているが、女性問題等が問題化されていないと発言すると、奈良市長からは「確かにジェンダーバランスは悪いと思っている。ジェンダー問題に関して正しい理解がされていないこともあるので、声なき声を反映する必要があると思っている」と答えられ、「意見があれば伝えて欲しい。研究を政策に生かしたい」との言葉をかけていただきました。また同じく心理学科研究生の鈴木康太さんは、遷都1300年祭でのボランティアの経験等から交通問題を指摘し、また外国人観光客にお薦めの観光スポットも質問しました。市長からは「確かに交通インフラは分かりにくい。交通看板の多言語対応も含め、分かり易く安心できるようにしたい」と答えられ、お薦めスポットとしては奈良のメジャーな場所に限らず、天平時代の風が吹くところを薦めたいとのことでした。その後、参加者の方々からも「子育て支援問題」、「市長の夢」、等について質問があり、市長は一つひとつ丁寧に答えていらっしゃいました。

最後に「30年後の奈良市を描くのは君だ!!」と題した「未来奈良市」政策コンテスト開催の案内があり、若者の独創的な政策提案を期待しており、政治に関心の薄くなった若者に身近な政治を体感してほしいと締めくくられました。

奈良市長に質問する人文学部日本文化学科の春田さん

奈良市長に質問する研究生の林さん