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2010年12月17日
南都銀行と産学連携による公開講座を大阪で開催しました

株式会社南都銀行が主催する「平城遷都1300年記念講座~古都奈良の歴史・文化への誘い~」が南都銀行大阪北浜ビルで開催されました。このセミナーは株式会社南都銀行、帝塚山大学、奈良大学が「産学連携」で開催したものです。

奈良大学からは、東野治之教授が「昭和の紙幣にあらわれた奈良の文化財」というテーマで、百円札や旧一万円札に数多く登場していた聖徳太子の肖像画が、発行された時代背景に激しく影響を受けていることや、お札の文様の多くは過去の歴史的建造物の文様をモチーフに描かれていることなどを解説。

続いて本学からは、帝塚山大学附属博物館長の森郁夫名誉教授に「古代の造幣局『鋳銭司』」というテーマで、平城京の時代に貨幣がどこで鋳造されていたのか、平城京に鋳造施設が存在したのか、それとも個人が勝手に造った私鋳銭(現在の偽金にあたるもの)なのか、などの様々な謎に対して、実際に平城京から出土した和同銭や、鋳造の際の鋳型である銭笵や「るつぼ」などの図を交えながら様々な見解を紹介。

非常に寒い中でしたが、約120人の参加があり真剣にメモを取っておられる方々が印象的でした。本学は、今後も産学連携の取り組みを通じて、地域貢献に努めていきます。

奈良大学

奈良大学 市川理事長

南都銀行

南都銀行今西バリュー開発部長

帝塚山大学

銭鋳司の説明をする森先生

奈良大学

奈良大学 東野教授