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2010年06月04日
第一回「こども学講座」好評のうちに終了

村尾教授の伴奏に合わせて歌う参加者

5月29日(土)、現代生活学部子育て支援センター(愛称:まつぼっくり)では、子どもに関わる教育や研究を行っておられる方々を対象に、第一回「こども学講座」開講しました。 

初回は、本学こども学科 村尾忠廣教授による「子どもと音楽」。40名余りの参加者が18号館演習室に集う中、こどもの成長にとってどういう歌が重要であるのかという視点から、様々な種類のこどもの歌をとりあげて、実践的な講義を行いました。 

最近では、歌のキー(調子)が合わせられなかったりする子どもが増えていると語る村尾教授。その場合は、キーが外れている子どもに、先生自身が音を合わせることが重要であると話します。一緒のキーで歌うという経験を共有すると、次に先生が「本当の音」で歌ったときに、子どもは音に付いていけるそうです。 

村尾教授が「がなりたてるように歌う子どもも、多いのではないですか?」と参加者に問いかけると、皆が一斉に大きく頷きます。どうやら、どの教育現場でも悩みは共通のようです。「教育とは教師がこどもに対して、どのように育ってほしいかを表現するもの。歌ひとつをとっても、教師が歌い方に願いや思いを込めて歌うと、子どもはけっしてがなりたてて歌ったりしないものです」と述べると、参加者は真剣な様子で聞き入っていました。 

ほかにも、さまざまな「子どもの歌」の背景についての講義あり、「ちょうちょ」「メリーさんの羊」「茶摘み」「ホップ・ステップ・ジャンプくん」などを村尾教授の伴奏に合わせて参加者全員で歌うなど、歌あり、踊りありの充実した内容に、参加者は一様に「楽しかった」と満足そうな表情を浮かべていました。 また、講義が終わった後も、「伴奏の付け方や移調の仕方」について村尾教授に質問する参加者がいるなど、実際に子どもの教育に携わっている方々ならではの光景を目にすることができました。 

子育て支援センターは、2009年4月、本学現代生活学部こども学科の新設に伴い、「地域の子育て支援」をコンセプトに設置されました。地域社会貢献や学生の実践的保育力の充実等を目指して、現代生活学部のこども学科、食物栄養学科・居住空間デザイン学科の3学科連携のもとに運営しています。

次回の「こども学講座」は、7月17日(土)開催の「子どもの言語発達の過程と獲得の基盤」。多数の方々のご参加をお待ちしております。

ホップ・ステップ・ジャンプ!参加者も身体を動かして歌います

ホップ・ステップ・ジャンプ!参加者も身体を動かして歌います

歌いながら手遊び

歌いながら手遊び