帝塚山大学
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2020年08月27日(木)

【居住】WEB学内制作展:空間デザイン実習Ⅳ(地域図書館の設計)

 

新型コロナウイルス感染防止のため、通常は学生ホールで行われる前期設計実習の学内制作展を、今学期はWeb上で開催しております。第2弾は、3年生の「空間デザイン実習Ⅳ」の第2課題「地域図書館の設計」です。奈良県庁や公園に囲まれた閑静な敷地に、地域に開かれ、かつコミュニティの中心となるような機能を持つ図書館を計画しました。

 

ここからは一部作品の図面を部分的にご紹介します。作品の全体は文末のPDF作品集をご確認ください。

金賞に選ばれた石井凪紗さんの作品は「遭逢ノ小道」です。ならまちの碁盤の目のような路地形状を設計にも取り入れ、建物内にモザイク状に散りばめられた仕掛けを発見することによってコミュニティの活性化を促そうとするものです。コンセプトだけでなく、具体的な「お気に入りの”ば”」を想像させる綿密なスケッチによって、作品を魅力的に仕上げました。

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中尾彩乃さんの作品は「共に生きる」です。公園との連続性に配慮し、自然がつくる曲線を積極的に建物に取り入れています。緑に覆われた四角い箱の外観に対して、内部の曲線で構成される空間の広がりが意外で面白い作品です。設計の初期段階から意欲的にスケッチやプランニングを描き進め、独自の世界観を完成させたところも高く評価されました。

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谷口佳乃子さんの作品は「戸書館 ~繋ぐ場として、自分の物語を創る~」です。周囲の建物に合わせて配置した建物に、本という紙媒体の揺れを表現した壁を差し込み、物語(図書館)へ入っていくアプローチを軽やかにデザインしました。

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銅賞に選ばれた豊田有紀さんの作品は「しばまちの丘 ~きたまちの一角にある芝生がある図書館~」です。若草山をモチーフに3つの芝生エリアと2つの植物エリアがある建物を立ち上げ、YAラウンジを中心に様々な読書エリアを設計しました。屋根の上での読書は気持ちよさそうです。 

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同じく銅賞に選ばれた永井菜津実さんの作品は「シオリ ~舞台と思い出に残る図書館~」です。永井さんはこの課題がスタートした時から「図書館と舞台を融合したい」というユニークなコンセプトを持っていました。最初は二つの機能がうまく噛み合わずに苦労しましたが、最終的には舞台を床下に掘り込み、本棚で作られた客席を2階まで引き延ばすことで、両者の特徴を組み合わせた大胆な作品に仕上がりました。

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3年生の空間デザイン実習Ⅳでは、特に「動線計画」や「不特定多数の利用者を想定したユニバーサルデザイン」を適切に考えることを実習の狙いとしています。
上記で紹介した以外にもたくさんの力作が提出されました。

すべての学生の作品は、以下のPDF作品集にまとめています。ぜひご覧ください。

2020空間4作品集(図書館).pdf
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