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2017年02月04日|文学部ニュース
【日本文化学科】リレー講義「日本文化への多角的アプローチ」第14回は「考古学からみた真田氏」でした

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日本文化学科教員によるリレー講義「日本文化への多角的アプローチ」第14回(1月19日)は清水昭博教授(考古学)が担当しました。

織豊期に真田氏が本拠とした上田城は、二度にわたって徳川軍と対決したことでも知られています。関ヶ原の戦いの折の「第二次上田合戦」では真田昌幸・信繁が上田城で徳川秀忠軍と対峙しました。

今回の授業では、考古学からみた真田氏というテーマで、上田城跡から出土した鯱瓦、金箔瓦に注目して、それらが出土する意味を探りました。本学博物館には上田城の瓦が所蔵されています。教室には博物館から本物の瓦が運び込まれ、清水先生の「さわってもいいよ」の一言に、学生たちが恐る恐るさわりながら、しっかり観察していました。

鯱瓦のルーツを確認し、さらに、織豊期の城の遺跡から金箔瓦が出土した事例を分析します。金箔瓦は織田一族や豊臣一族に限定されていた時期を経て、豊臣系の城や寺社へ広がっていたことがわかるといいます。

上田城に鯱瓦、金箔瓦が葺かれていたことからは、真田氏が豊臣政権下で重要な意味を持っていたことや、国元での統治のために権威を示そうとの意味が読み取れると結論づけました。学生たちは出土品の分析によって、真田信繁が活躍した上田城の様子を再現していく考古学の視点で考察を深めることができたようです。