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2016年11月07日|文学部ニュース
【日本文化学科】リレー講義「日本文化への多角的アプローチ」第5回は近現代文学分野でした

日本文化学科教員が「占い・まじない」をテーマにリレー講義を行う特殊講義「日本文化への多角的アプローチ」第5回(10月27日)は、西尾元伸准教授(近現代文学)が担当しました。

占いやまじないが近代文学の中でどのように描かれているか、泉鏡花・夏目漱石・芥川龍之介の作品を取り上げて読解を進めました。

泉鏡花『黒壁』では鬼気迫る呪詛の場面が描かれます。西尾准教授からは「この作品の《まじない》が怖いのはどうしてだろうか?」という問題提起があり、学生たちはグループディスカッションを通して考えを深めました。夏目漱石『門』、芥川龍之介『奇怪な再会』では占いの場面が重要な意義を持っています。西尾准教授がそれぞれの作品について、「占いに行くときの心情と帰るときの心情」「占いは実現したのか」という考察ポイントを示し、学生の意見交換をリードしました。

三作品の読解を踏まえて、「近代人(現代人)が占いやまじないから、離れられないのはどうしてか?」という課題が最後に投げかけられ、学生たちはじっくりと考えをまとめて記述に取り組んでいました。