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2016年05月25日|文学部ニュース
【日本文化学科】薪御能(たきぎおのう)ワークショップを行いました

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日本文化学科では5月17日(火)、薪御能保存会副会長の石原昌和氏、能楽師の山中雅志氏(観世流)、佐藤俊之氏(金春流)にお越しいただき、興福寺で行われる奈良の伝統行事「薪御能(たきぎおのう)」にむけたワークショップを開催しました。

「薪御能」の伝統や能面についての解説の後、今年上演される「通小町」と「融」の一部を実演していただきました。学生たちは、初めて身近に接する謡(うた)いに驚きを持って聞き入っていました。そして、謡いの重要な部分を教えていただき、実際に謡ってみたのですが、なかなか思うように声が出ません。「難しい」と言いながら、なんとか謡いおさめました。

次に、1年生の男子が1名代表で、能装束を着せていただきました。美しい女性「小町」の役ということで、鬘(かつら)をつけ、豪華な装束を着せてもらいます。しっかりした体格の男性が美女に変身する(?)様子に、学生たちも大いに盛り上がりました。最後に、希望する学生たちが順番に能面をつける体験をさせていただきました。

石原氏をはじめとする奈良能の方々のご厚意により、学生たちは能に触れる貴重な体験をすることができました。

ワークショップをふまえ、5月20日(金)には学外実習で「薪御能」を見に行きました。興福寺南大門跡で伝統を体感しながら、ゆっくり鑑賞しました。日が落ちて、薪に火が入り、やがて満月が出るというみごとなシチュエーションで、学生たちもどんどん舞台に引きこまれていったようです。クライマックスでは前のめりになり、よく見えるように立ち上がって通路に出るなどして、熱心に鑑賞していた姿が印象的でした。

 

謡いを口うつしで教わります

能面を見せながら解説してくださいました

学生が能面をつけていただきました

鷺森学科長もつけてみました