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2015年12月25日|文学部ニュース
【日本文化学科】特別講座「十二単(じゅうにひとえ)着付け体験」

 

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12月15日(火)に「衣(きぬ)の会」の方々をお招きし、特別講座「十二単着付け体験」を開催しました。

日本文化学科では、清水婦久子教授(古典文学)の指導のもと、平安文学の魅力について学習しています。学生が『源氏物語』各巻から選び出した歌のイメージを絵画化し、帝塚山大学版かるたを作成するというプロジェクトも進行中です。

今回は、平安時代の装束「十二単」の着付けの実演に接し、実際に身に着けるという体験を通して、古典文学のイメージを豊かに広げ、日本の華麗な着物文化への理解を深めることを目的として実施されました。

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まず3限に合同基礎演習として開催しました。はじめに清水教授から、「衣の会」の代表鈴木かほる先生をはじめ、5名の方々のご紹介と説明がありました。

いよいよ1年生の松本麻利さんをモデルとして、十二単を着付けする実演が始まり、色とりどりの美しい衣が一枚、また一枚と重ねられていきました。実演に合わせて、着付けの作法の意味や衣の色などについて丁寧な解説をしてくださり、学生たちは興味津々で見入っていました。

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やがて十二単の着付けが完了すると、その艶やかな姿に大きな拍手が起こりました。檜扇を手にした松本さんが舞台中央をゆっくりと一周してみせました。

続いて、重ねた十二単を羽織るというミニ体験コーナーに移り、希望する学生が列を作りました。男子学生も「貴重な機会だから」と積極的に参加し、「衣の会」の方々のご厚意により、20名以上の学生が実際に身に着ける体験をさせていただけました。15キロ以上あると聞いて、「重さはそれほどには思わなかった」「衣が何枚も重なっている重厚さを感じた」「この装束で動くのは大変だと思う」など、1年生たちもそれぞれの感想を抱いていました。

さらに、4限にも上級生向けに改めて開催し、多くの3、4年生が参加しました。上級生の感想からは、「一枚一枚は派手な色なのに、完成した姿を見ると重ねの色目が美しくて、とても優雅だった」など、十二単の着付け実演を見ることで理解を深めた様子が窺われました。本当に貴重な体験となったようです。

男子学生も体験してみました

3年生も着付けを体験しました