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2015年10月31日|文学部ニュース
【日本文化学科】京都国立博物館「琳派 京を彩る」展を見学しました

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日本文化学科の特色ある科目のひとつ「学外実習」では、奈良県下の見学だけでなく、京都や大阪にも出かけていきます。

10月23日(金)には、京都国立博物館で開催中の特別展「琳派 京を彩る」の見学をおこないました。本阿弥光悦・俵屋宗達・尾形光琳らの作品が一堂に会する、関西では久々の企画です。

「学外実習」は、キャンパスでの講義とはぶつからない土日祝日におこなうことが多いのですが、この日は平日の開催です。

でも心配ありません。金曜日には、夜まで開館時間を延長する展覧会が時々あるのです。4限の講義を終えてからでも参加できる時刻に、京阪「七条」駅に集合としました。東生駒キャンパスからは、1時間ちょっともあれば到着できてしまいます。

この日の参加者は6名。1回生のほか、同行した杉崎貴英准教授(美術史)の授業「博物館展示論」の受講者からの参加もありました。

見どころを簡単にガイダンスしたあと、入館。最近オープンした「平成知新館」のほぼ全館にわたる展覧会です。博物館の公式キャラクター「トラりん」のモデルとなった、尾形光琳筆《竹虎図》も展示中。「光琳の絵を見ていると、他の絵に比べて少し漫画に近いように感じました」という感想もありました。

作品のほとんどは絵画や工芸ですが、昨今の刀剣ブームにもちなんでか、名刀の出品も。「骨喰藤四郎が魅力的でした」とつぶやく女子学生もありました。「光琳と同時代の彫刻」のコーナーに展示されていた、初代清水隆慶作《髑髏》があまりにリアルで驚かされた、という声もあがります。

しかしやはり、最大の見どころと感じたのは、俵屋宗達と尾形光琳の《風神雷神図屏風》と酒井抱一の《夏秋草図屏風》がならぶ部屋だったようです。

閉館時刻の少し前にもういちど、入館者が少なくなった展示室に行ってみるようにうながしました。出口で感想を聞いてみると、「貸し切り状態でした」との感想。

「風神雷神図の見比べをしてみました。元祖の絵の方がやっぱり迫力があって雰囲気が出てました」

「何より私が気になったのは、雷神の雲の違いでした」

「ほかの屏風も、近くで見たり遠くから見たりしてみました。また違う発見がありました」

芸術の秋、ぜいたくな鑑賞のひとときをもつことができたようです。