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2015年05月25日|文学部ニュース
【日本文化学科】「薪御能(たきぎおのう)」事前講座&ワークショップを開催しました

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日本文化学科では、5月12日(火)、薪御能保存会副会長の石原昌和氏、能楽師の山中雅志氏(観世流)、井戸良祐氏(観世流)にお越しいただき、興福寺で行われる奈良の伝統行事「薪御能(たきぎおのう)」にむけた事前講座&ワークショップを開催しました。石原氏が代表を務める「奈良能」は、次世代に能を伝える活動に取り組まれています。

 

今回のワークショップは、奈良で学生生活を送るという好条件を生かし、豊かな文化を体得していくことを目標とした、本学科の本物体験型授業「学外実習」の一環として、15日の「薪御能」観覧にあわせて実施しました。

「薪御能」の伝統や能面についての解説の後、今年の薪御能で上演される「巴」と「野守」の一部を実演していただきました。学生たちは、教室に響き渡る朗々とした謡(うた)いや、薙刀や扇を使いながら舞われる姿に圧倒されていました。

 

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次に、1年生の男子が1名代表で、能装束を着せていただきました。美しい女性の役ということで、鬘(かつら)をつけ、豪華な装束を着せてもらいます。しっかりした体格の男子学生が、優雅な女性の姿に変身していく様子に、驚きの声が上がりました。

 

最後に、希望する学生たち全員が、能面をつける体験をさせていただきました。はじめて能面をつけてもらい、視野が狭くなってほとんど見えなくなることに驚いたり、お互いに能面をつけた姿を撮影したり、大いに盛り上がりました。

 

 

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石原氏をはじめとする奈良能の方々のご厚意により、学生たちは能を身近に感じる貴重な体験をさせていただくことができました。

 

5月15日(金)には学外実習で「薪御能」を見に行きました。天候不順により、奈良文化会館での開催になったのですが、事前に知識を得て能を体験したことで、より深く鑑賞できたようです。学生たちからは次のような感想が聞かれました。

「なぎなたを持って出てきた時の迫力が想像以上ですごかった。」

「一文字一文字の言葉が強調されているため、古語でありながらもどのような意味なのか理解できる。笛が妖しいような神々しいような感じでいい。」

「登場人物の言葉や動きに引き込まれた。」

「「よーっ」の発音がすばらしく、耳に残る。笛や鼓のリズムと演じている人との合わせ方がいいと思う。」

 

 

「奈良能」の方々のお話を聞く

「野守」の実演

男子学生が優雅な女性姿に変身

能面をつけて歩いてみる