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2014年10月28日|文学部ニュース
【日本文化学科】学生による「京都国立博物館参加記」


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10月7日(金)に学外実習の一環で、京都国立博物館に行きました。4限が終わってから京都に向かい、夜間開館を利用しました

日本文化学科2年の女子学生から「参加記」が届きました。本物を見た感動を生き生きと伝えてくれます。

〔京都国立博物館参加記〕

京都国立博物館は最近まで、平成知新館(常設展)の建て替え工事をしていました。それが終わり展示の第一弾として、源頼朝の肖像画が公開されていました。

頼朝像は二階に公開されており、右に、伝平重盛像、真ん中に鳥羽天皇像、左に伝源頼朝像が展示されていました。中学、高校の教科書、資料集でよく見た頼朝像の現物はとても大きく迫力がありました。正直この並びが豪華すぎて、学芸員さんは狙ったのか……と思いながら見ていました。教科書で見られるので、展示していると聞いてもあまり、見ようという気がおきない人もいるかもしれません。ですが実際に本物を見るということは、紙面にコピーされたものとは雰囲気が違います。それを見る自分の気持ちも。受け止め方が変わるのです。

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特別展では、修復作業が完了した鳥獣戯画が展示されていました。高山寺に保管されていた国宝。現在の漫画、アニメーションの原型とも言われています。この絵巻は日本四代絵巻のひとつです。(残りの3つは、源氏物語絵巻、伴大納言絵巻、信貴山縁起絵巻です)それを見るために多くの人が訪れていて、見るまでに長蛇の列をつくっていました。鳥獣戯画が展示されているスペースの壁面には、拡大コピーされた絵巻が壁に貼ってあり、本物を見るまでにもそれが見られるので退屈はしませんでした。また、修復前の鳥獣戯画の写真や説明などが書かれていたのでそれも見所のひとつではあります。鳥獣戯画は、絵巻なのでそこまで大きいものではありません。ですが、うさぎやカエル、シカが楽しそうにしている絵を見ると心が躍ります。和みました。ほほえましかったです。私は鳥獣戯画という名前なので人間は描いていないのだと思っていました。ですが人間も描かれていて驚きました。実際に本物を見るまでは、わからなかったことなので見ることができてよかったです。今まで知らなかったことなので、知ることができてよかったです。知識が増えました。

京都国立博物館の近くには三十三間堂や耳塚、森鴎外の小説にもなった高瀬川があります。観光がてら、ふらっと寄ってみるのもいいと思います。今まで知らなかったことをたくさん知ることができます。