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2014年05月23日|文学部ニュース
【日本文化学科】「薪御能(たきぎおのう)」事前講座&ワークショップを実施しました

 

DSCF8387.JPGのサムネール画像

日本文化学科では、5月13日(火)、薪御能保存会副会長の石原昌和氏、能楽師の佐藤俊之氏(金春流)、井戸良祐氏(観世流)にお越しいただき、興福寺で行われる奈良の伝統行事「薪御能(たきぎおのう)」にむけた事前講座&ワークショップを開催しました。石原昌和氏はNPO法人奈良能の代表でもあり、奈良における能の振興や、次世代に能を伝える活動を続けておられます。

合同基礎演習として実施され、1年生全員と希望の上級生が参加しました。はじめに石原氏が薪御能の伝統について解説くださり、それから、今年の薪御能で上演される「清経」と「鵜飼」を取り上げ、佐藤氏と井戸氏が各演目の一部を実演してくださいました。

学生たちは、教室に響き渡る朗々とした謡(うた)いに圧倒され、舞われる姿に引き込まれるようにして見入っていました。演技が終わるごとに、自然と大きな拍手が起こりました。

次に、実際に学生が能面をつけさせていただけることになり、「つけてみたい人?」という問いかけに手を挙げた1年生の中から、女子と男子が1名ずつ選ばれました。

能面をつけて視界を確かめる.JPG

能面をつけると視野がどれだけせまくなるかという実験や、まっすぐ歩くことの難しさが示され、学生たちは驚いたり、ぎこちない動きになる同級生の様子に思わず笑ったりしていました。

最後に、1年生の男子が1名代表で、能装束を着せていただくことになりました。美しい女性の役ということで、鬘(かつら)をつけ、豪華な装束を着せてもらいます。普段着の男子学生が、みるみるうちに能の優雅な女性の姿に変身していく様子に、「可愛い!」という声が上がり、スマホで写真を撮影させてもらうなど、大いに盛り上がりました。

はじめて能の演技に間近に接し、実際に能面や能装束をつけるという特別な体験を通して、学生たちは能の魅力を身近に感じることができたようです。何より、ワークショップを生き生きと楽しんでいた様子が印象的でした。 

5月16日(金)には学外実習で「薪御能」を見に行きました。事前に知識を得て、能を体験したことで、より深く入りこめたようです。午後5時半の開始から、午後8時半に終了するまで、学生たちは集中して見ていました。

 

能の実演

能面をつけてもらう

能面の説明

能装束を着せてもらう