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2013年12月13日|文学部ニュース
【日本文化学科】学外実習で信貴山朝護孫子寺に行きました

朝護孫子寺.JPG

日本文化学科では1年生を主たる対象とし2年生以上の上級生も参加出来る「学外実習」、大学院人文科学研究科では博士前期課程の学生を対象とした「奈良学特論」という本物体験型授業をおこなっています。

11月16日(土)は源城政好教授引率のもと、「学外実習」「奈良学特論」合同で信貴山朝護孫子寺に行きました。

信貴山のシンボル的存在である大寅に迎えられ、まずは本堂へと向かいました。本堂からは景観を楽しんだほか、戒壇めぐりでは右手を壁にあて暗闇の中を歩きました。何も見えない状況に、学生の不安がる声も聞こえましたが全員無事に出口へとたどりつくことが出来ました。なかには、願いを叶える鍵に見事触れた学生もいました。

霊宝館では、信貴山を信仰していた武田信玄の書状を見た学生から「部分的に読める」という声を聞きました。古文書実習で学んだ知識をさっそく生かしているようでした。また、信貴山縁起絵巻では詞書のない絵巻だからこそ丁寧に絵を目で追っている姿をみることが出来ました。学生の方から積極的に質問がされ、源城教授の解説を熱心に聞いていました。

次に信貴山縁起絵巻(複製)の中に出てくる空鉢縁の空鉢護法堂を見学すべく、信貴山の山頂へと足をすすめました。山道は大変厳しく、汗をかきながらの登山となりました。途中、信貴山城跡に立ち寄り、城のあった痕跡を探りながら、ありし日の城の姿を想像しました。

本堂から山道を登ること600メートル、やっとたどり着いた空鉢護法堂では、少し疲れた顔もみえましたが、目の前に広がる景観に疲れも癒されたようでした。下山する際には、松永久秀が何故ここにこだわったのかわかったような気がするといった感想を話しあいながら空鉢護法堂をあとにしました。

天気にも恵まれ、山登りは大変でしたが信貴山朝護孫子寺、信貴山城が大和河内の間に位置し交通の要所であったこと、また標高もあり盆地を見渡せる場所であり城を築くにはよい場所であったことが実感できた学外実習でした。

 

景観を楽しむ

源城先生の説明を聞く

山登り

信貴山城の姿を想像