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2013年04月18日|文学部ニュース
【日本文化学科】吉野合宿(新入生オリエンテーション) その1

 お鍋を囲む新入生.jpg

日本文化学科では、4月3日(水)4日(木)に新入生オリエンテーション合宿を行いました。新入生が学科になじみ、大学生活を安心して始められることを目的として、毎年吉野へ泊まりがけで出かけています。3日の朝、新入生、教員、アシスタントの上級生、約130名が大学に集合し、3台のバスに分乗して出発しました。

法隆寺桜.JPG

この合宿は新入生にとって、日本文化学科の「学外実習」(本物体験型授業)を体験する最初の機会でもあり、奈良県に三つある世界遺産のうちの二つを見学することができます。はじめに法隆寺を拝観しました。バスごとに大きなグループとなって、古代史・美術史・考古学の専門の先生たちから、くわしい説明を受けながら見学しました。

 

快晴のもと、桜を見ながら昼食を済ませ、再びバスに乗りこんで、吉野山へ向かいました。竹林院に到着し、はなれの親隣荘に集まって、ガイダンス、教員紹介を行いました。部屋割が発表され、それぞれの部屋で休息した後、大広間で夕食の鍋を囲みました。ここで、アシスタントの上級生があいさつし、緊張がほぐれてきた新入生たちが拍手を送る場面がありました。バスで親しくなった人、部屋が一緒になった人など、自然と輪が広がり、お鍋をつつきながらなごやかに話をかわす様子があちこちで見られました。

 

アドバイスをもらいながら時間割作り.jpg蔵王堂で鷺森先生の解説.jpg

夕食後、親隣荘に集合し、基礎演習のクラスの顔合わせをしてから、各自の時間割作成にとりかかりました。上級生や先生のアドバイスをもらいながら、オリジナルの時間割を作ります。初めての作業に不安を抱いていた新入生も、夜9時頃には無事に時間割表を完成させて、晴れ晴れした笑顔を見せていました。

4日の朝、早起きした約20名は、関根先生の引率で吉野水分(みくまり)神社まで行きました。登り続けの道中はきつかったようですが、桜と雲海がみごとで、参加者は皆「頑張ったかいがあった」と言っていました。朝食後、全員で金峯山寺蔵王堂を拝観しました。秘仏本尊の金剛蔵王大権現に結縁することができました。

教員が驚くほど、熱心に観覧し、積極的に質問する新入生たちの姿も見られました。それから、めいめい吉野をゆっくりと散策しました。竹林院に戻って、昼食のカレーライスを食べる頃にはすっかりうちとけた様子でした。バスに乗って帰途につき、近鉄八木駅、近鉄学園前駅を経由してから、16時前には大学に到着しました。

 「同じ釜の飯を食う」ことで絆が生まれ、時間割作成という最初の難関を乗り越え、法隆寺と吉野の「学外実習」を体験し、新入生は充実感を持って二日間を終えた様子でした。