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2013年01月10日|文学部ニュース
【日本文化学科】学外実習で伊勢神宮に行きました

 

伊勢神宮にて.jpg 

12月22日(土)に学外実習で伊勢神宮へ行きました。バスをチャーターしての日帰り旅行です。今回の学外実習は特に人気を集め、一回生の参加申し込みが殺到して、あっという間に定員40名に達しました。

 

午前9時半、近鉄学園前駅に集合し、バスに乗り込みました。途中、伊賀上野に通りかかったところで、中島一裕先生(日本語学)が「左手に見えるのが上野城」と教えてくださり、松尾芭蕉や忍者のお話をしてくださいました。

やがて正午を過ぎ、伊勢に近づくにつれ、くもりがちだった空が晴れてきました。鷺森浩幸先生(古代史)から、伊勢神宮の内宮と外宮にまつられている神様について、ご説明をいただきました。「早めの初詣でということで」との言葉に笑いが起こり、学生たちはワクワクして、バスから降りるのが待ちきれない様子でした。

いよいよ伊勢神宮に到着し、皆でそろって内宮にお参りしました。すがすがしい緑の香りを感じながら、森を進んで行くと、社殿が見えてきます。20年に一度、社殿を移す式年遷宮の準備が進んでいて、隣に新しい社殿が建てられているのを見ることができました。教員から話を聞いた学生たちは「神様の新居だ!」と喜んでいました。

お参りを済ませた後は、自由時間です。おかげ横丁でおみやげを買うなど、思い思いに過ごしました。伊勢うどん、コロッケ、ぜんざいなど、食べ歩きを楽しむ姿も。

ふたたびバスに乗り込み、朝熊山へ向かいました。山頂の展望台に降り立つと、パノラマのすばらしいながめで、海のむこうまで見えるようでした。折から強風にみまわれ、「飛ばされる~」とキャーキャー言いながら、バスに戻りました。

最後に朝熊山の金剛證寺(こんごうしょうじ)に参詣しました。渡辺康代先生(地理学)から、金剛證寺は伊勢神宮の奥の院と呼ばれ、「お伊勢参らば朝熊をかけよ、朝熊かけねば片参り」というように、伊勢神宮を参ったら朝熊にもお参りしなくてはいけないと言われていたことを教えていただきました。

金剛證寺の奥へ進むと、卒塔婆(そとば)の林がありました。山の中に霊が集まると信じられ、供養のためにたてられるそうです。最長8メートルにもおよぶ卒塔婆がずらりと並んでいる様子は圧巻でした。渡辺先生から、船の上で方角を知るには山が重要な目印になるため、海に出て漁で生活する漁民は山への信仰があついというお話をうかがい、理解が深まりました。

「伊勢と朝熊と両方お参りしたから、片参りではないね」と話し合いながら、バスに乗り、帰路につきました。学外実習ならではの楽しく、充実した日帰り旅行になりました。

古い町並みを散策しながら買い物

朝熊山展望台から海の向こうまで見渡す

強風に飛ばされそうになりながらVサイン

ずらりと並んだ卒塔婆(学生が小さく見えます)