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2012年07月13日|文学部ニュース
【日本文化学科】学外実習で姫路城修復工事を見学しました。

 

姫路城の絵が描かれた外壁.JPGのサムネール画像7月7日の土曜日、日本文化学科の学外実習で兵庫県姫路市の姫路城の「平成の大修復」工事を見学しました。前日の兵庫県南部地方は、大雨、洪水警報と竜巻注意報が出る荒れ模様でしたが、7日には雨も上がり、午後からは真っ青な空が広がる絶好の実習日和になりました。

 

1年生を中心に、上級生、大学院生を交えた37名を2名の教員が引率して、バスで大阪難波を出発しました。2時間足らずで姫路城に到着、さっそく「天空の白鷺」と名づけて一般に公開しながら修復を行っている、その現場へ向かいました。

現在姫路城は、天守閣全体を立方体のビルディングのような外壁で覆い、その中で修復工事が行われています。そして、その外壁に取り付けられたエレベーターで5層ある天守の最上層と第4層の屋根の修復工事がガラス越しに見学できます。最上層は、すでに瓦の葺き替えも終わり、1対の鯱(しゃち)も据えつけられたところです。現在瓦と瓦との隙間を埋める漆喰(しっくい)の塗装工事が行われていました。聞けば、葺き替え用の瓦や新たに制作された鯱は、奈良県平群町にある山本瓦工業の工場で焼かれたとか。この工場は、日本文化学科恒例の「瓦作り体験」でお世話になっている工場で、学生たちもひとしお興味深そうに係員の説明に聞き入っていました。

ボランティアのガイドさんに説明を受ける.JPGのサムネール画像

午後は、須磨へ向かいました。現在NHKの大河ドラマの「平清盛」が放送中ですが、須磨は源平の古戦場であったほか、源氏物語の舞台でもあった、古典文学と中世史とにゆかりの深い土地です。ただ、今回は時間の都合で、そうした学習は、バスの中での先生からの説明だけにとどめ、これまで訪れたことのなかった「須磨離宮公園」へ行きました。ここは明治時代に宮内庁の旧武庫離宮(須磨離宮)であったものを昭和40年代に神戸市が譲り受け、現在、ヨーロッパ式の平面幾何学式庭園として一般市民の憩いの場になっている公園です。おりからの青空と涼風のもと、初夏の神戸を満喫することができました。

噴水が美しい庭園.JPGのサムネール画像

修復中の姫路城の前で記念撮影

修復中の姫路城を背景にポーズ!

『播州皿屋敷』で有名なお菊の井戸

『播州皿屋敷』で有名なお菊の井戸。皿を数える声が夜な夜な聞こえると言われています。

瓦と瓦との隙間を埋める漆喰(しっくい)の塗装の様子。

瓦と瓦との隙間を埋める漆喰(しっくい)の塗装の様子。熟練の技を堪能します。

噴水が美しい庭園で記念撮影

噴水が美しい庭園で記念撮影