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2012年05月14日|文学部ニュース
【日本文化学科】学外実習で細見美術館「酒井抱一と江戸琳派の全貌」展に行きました

 

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GW最終日の5月6日(日)、関根俊一教授(美術史)の引率により、京都の細見美術館の展示を見に行きました。これは日本文化学科専門科目「学外実習」の一環です。

 

「学外実習」は、帝塚山大学が寺社や遺跡の多く残る奈良に立地している利点を生かして、現地に直接出かけて行う「本物体験型授業」です。今回のように、本学から1時間以内という京都や大阪でも行います。

阪「三条」駅に集合し、雨上がりの新緑の中を歩いて、平安神宮の赤い大鳥居を抜けて行くと、細見美術館のモダンな外観が見えて来ました。

nichibun-image002.jpg今回観覧したのは、生誕250年を記念して開催された「酒井抱一と江戸琳派の全貌」展です。入館前に関根先生が、展示内容についてわかりやすく説明して下さいました。一番の見どころは、酒井抱一「夏秋草図屏風」(東京国立博物館蔵)とのお話に期待がふくらみました。重要文化財に指定された名品とのことで、実際にこの屏風の前に立つと、銀箔地に夏草、秋草が描かれた、その優雅な美しさにうっとりしました。大名家の次男として生まれ、画家として活躍した酒井抱一の一生をたどりながら、ゆっくりと鑑賞しました。

次に、藤井斉成会有鄰館(ふじいさいせいかいゆうりんかん)を見学しました。三階建てで、屋上に朱塗りの八角堂がのった独特な雰囲気の展示館でした。はじめは、中国古美術の名品、珍品が所せましと展示されているのに圧倒されましたが、関根先生におもしろさや価値について解説していただき、楽しんで見ることができました。「中国の美術館に行ったみたいでしょう」という先生の言葉に一同納得でした。京都の文化ゾーンである岡崎で、日本美術と中国美術の両方の魅力を満喫した一日になりました。