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2012年01月25日|文学部ニュース
【日本文化学科】学外実習で春日若宮おん祭「遷幸の儀」を見学しました。

 

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12月17日(土)、学外実習の一環として、学生25名と教員2名で春日若宮おん祭を見学しました。

 

若宮様とは、春日大社に祭られている神様の間に生まれた御子神様です。毎年12月、若宮様を御旅所にお迎えし、一日遊んでいただく「おん祭」が執り行われます。平安時代から受け継がれてきた祭礼で、今年で876回目になります。

16日(金)午後11時に近鉄奈良駅に集合し、春日大社表参道へ向かいました。すべての明かりが消され、隣の人の顔も見えず、鹿とぶつかりそうになるなど、初めて経験する闇の深さに緊張が高まります。やがて17日午前0時を過ぎ、「ヲーヲー」という先払いの声や道楽が響く中、松明の火で清められた道を、サカキの枝を持った神官たちに取り囲まれた若宮様がゆっくりと進んでいらっしゃいました。学生たちは目の前を神様がお通りになるという厳粛な光景を目の当たりにし、二礼二拍手一礼してお見送りしていました。

その後はみんな揃って、餅飯殿通り近くのセミナーハウスで仮眠しました。布団に入ってもなかなか興奮さめやらず、午前2時頃まで話し合っていました。深夜に行われる「遷幸の儀」を見学するのはなかなか難しいため、すべての参加学生にとって初めての貴重な体験となったようです。