学部・大学院文学部・人文学部ニュース

2011年07月05日|文学部ニュース
【英語コミュニケーション学科】 授業紹介: 英語学概論A(小谷担当)

教職課程の必修科目の一つでもある英語学概論A(前期)は、英語自体のスキルアップが目的ではなく、英語を言語の一つ、つまり、そのしくみや構造を学ぶための言語データとして捉え、授業を行います。

言葉は、人間の重要なコミュニケーション手段の一つで、私たちは普段何気なく使っています。しかし、実は一つ一つの言語において、音や語彙、文を生み出すときにはきちんと規則やメカニズムが存在していて、私たちは無意識のうちにこの規則やメカニズムに従って、発話を行っているのです。

前期のこの授業では、英語を音韻、形態、統語、意味、談話の5つの理論的視点から捉えて、その基本的な振る舞いや経験科学としての考え方と分析方法を学びます。

後期には、英語の歴史や言語獲得、言語にまつわる実験、アニマルコミュニケーションなどにも触れます。

「子供のときは、親や周りの人に教えられなくても、自然に母語を獲得できましたが、大人になってから新しい言語を学ぶのは大変です。なぜなのでしょう?」

「英語母語話者の発音に近づけるためには、どうすればいいのでしょう?」

こういう疑問も一緒に考えていきます。この授業を通して、普段見過ごしていたものの中に問題点を見つけ、自分で考えて、納得のいく答えが出せるかもしれませんよ。

授業中にノートを取る学生

Students taking notes during class. (授業中にノートを取る学生)

Tim likes●●という例文を使って説明する小谷先生

Professor Kotani explains about "Tim likes." (Tim likes●●という例文を使って説明する小谷先生)

基本的な文法についてスライドで例示

Using a slide to show the underlying grammar. (基本的な文法についてスライドで例示)

英語の言語学について学ぶ学生

Students learning about English linguistics. (英語の言語学について学ぶ学生)