学部・大学院文学部・人文学部ニュース

2010年12月09日|文学部ニュース
【日本文化学科】「学外実習」・晩秋の飛鳥歴史探訪を行いました

日本文化学科の臨地講義科目「学外実習」の授業が、12月5日(日)におこなわれ、日本文化学科学生が晩秋の飛鳥を訪れました。

 「学外実習」は、本学が世界文化遺産の地・奈良にあり、京都や大阪にも近接するという絶好のロケーションを生かして、年間25回を超える臨地講義を行っている体験型授業です。各回の授業は、日本文化学科専任教員がリレー形式で担当・引率し、学生たちが現地で“本物”に触れ、感じ、学ぶことを目的としています。

飛鳥での学外実習は、5月に続き2回目で、いずれも本学考古学研究所との共催で行われました。今回は、飛鳥南部にある古墳を中心とした遺跡を踏査しました。飛鳥には壁画で有名な高松塚古墳や最近、新聞でも話題になった牽午子塚古墳(斉明天皇陵との説あり)など、飛鳥時代の天皇や高級貴族の眠る古墳が多く分布しています。

 当日は近鉄飛鳥駅に集合し、午前中に岩屋山古墳、牽午子塚古墳、マルコ山古墳、午後から束明神古墳、檜隈寺跡、天武・持統天皇陵、鬼の俎・鬼の雪隠古墳、欽明天皇陵、猿石などを訪れました。参加者は各自、古墳に登り、南斜面に築かれた、この時代特有の見晴らしの良い立地や、高度な技術によって造られた石室を、実際に現地でみて、体感しました。

 晩秋とは思えない暖かい日差しのなか、登り下りのきつい、十数キロの道のりを歩くのは大変でしたが、本や写真だけではわからない、飛鳥人の息吹を感じとったのではないでしょうか。

マルコ山古墳では清水昭博准教授から説明を受けました

精巧に刻まれた石室で知られる岩屋山古墳を見学

檜隈寺跡見学

明日香村では珍しい前方後円墳の欽明天皇陵