学部・大学院経済学部ニュース

2017年05月26日|経済学部ニュース
近畿財務局からの講師による第5回リレー講義「特殊講義(金融・財政の現状)」が行われました

今回のリレー講義「特殊講義(金融・財政の現状)」は,財務省近畿財務局・証券取引等副監視官の山口直哉氏より,「公正な証券市場の確立に向けた活動について」というテーマで行われました。

0526-1.jpg

1.講義の様子

講師ご自身の自己紹介に続いて,「証券取引等監視委員会」の組織・目的について話されました。次に,委員会の下に置かれている市場分析審査課・証券検査課など6課の構成や規模を紹介され,具体的な業務の1つとして,不公正取引の端緒を発見する「情報の入り口」としての「市場分析審査」について解説されました。一般投資家からの情報やネット・マスコミの記事チェックなど,膨大な作業について平易に説明されました。続いて,安心して投資を行える環境を確保する「証券検査」や重大・悪質な違反行為を解明する「犯則調査」などについて説明されました。講師のご経験に基づいた話は,普段聞けない話も多く,学生は,非常に興味深そうに,最後まで熱心に耳を傾けていました。

0526-2.jpg 0526-3.jpg
2.講師の山口直哉氏 3.配付された資料

講義の後,受講生からは,「強制調査」や差し押さえた資料のチェックなどについての質問があり,山口氏からは,すべての質問に丁寧な回答を頂くとともに,「インサイダー取引」についても補足説明を頂きました。

この講義は,「金融と財政の現状」について,奈良財務事務所をはじめ,近畿財務局,財務省の全面的なご協力を頂き,金融政策,財政政策の現場におられる方々にリレー形式で講義を頂くというもので,今年で12年目となります。経済学部の専門科目(前期・2単位)の一つとして,日本の財政の現状と課題,奈良をはじめ近畿管内の経済情勢,金融経済の知識,金融商品の仕組みなど,金融や財政に関する多様な内容が予定されています。

今後半年間の講義の様子は、引き続き当ホームページにて報告する予定です。