学部・大学院経済学部ニュース

2017年04月28日|経済学部ニュース
財務省近畿財務局による第2回リレー講義「特殊講義(金融・財政の現状)」が行われました

第2回のリレー講義「特殊講義(金融・財政の現状)」が行われました。今回は,財務省近畿財務局・理財部次長の花田一夫氏が、「我が国の財政の現状について」というテーマで講義をされました。

最初に、「我が国財政の現状と課題」に関し、平成29年度一般会計の概要を紹介され、昭和50年度以降の歳出と歳入の推移や国債残高の現状などについて、多くの資料を示されながら説明されました。特に「社会保障」にポイントを置かれ、少子高齢化による働き世代の負担増、年金や医療関係の給付と財政との関わり、社会保障支出と国民負担率の国際比較などに関し、具体的な数値に基づいて解説されました。続いて「財政健全化の必要性」を財政赤字の問題点との関わりの中で、金利や利払費に言及されつつ、平易に説明され、最後に「財政健全化に向けた取組」に関し、我が国の目標やそのためになすべきことなどを指摘され、講義を終えました。

042801.jpg


 1.講義の様子

講義後、学生からは、「東京オリンピック」の意義や「財政赤字」のもたらす影響などについての質問があり、花田氏からは、「東京オリンピック」の費用と効果や「財政赤字」のわが国経済への影響などについて、分かり易く補足説明を頂きました。

042802.jpg
042803.jpg
2.講師の花田一夫氏 3.配付された資料

 

この講義は、「金融と財政の現状」について、奈良財務事務所をはじめ、財務省近畿財務局の全面的なご協力を頂き、金融政策、財政政策の現場におられる方々にリレー形式で講義を頂くというもので、今年で12年目となります。経済学部の専門科目(前期・2単位)の一つとして、日本の財政の現状と課題、奈良をはじめ近畿管内の経済情勢、金融経済の知識,金融商品の仕組みなど、金融や財政に関する多様な内容が予定されています。

今後半年間の講義の様子は、引き続き当ホームページにて報告する予定です。