学部・大学院経営学部ニュース

2018年01月31日|経営学部ニュース
2017年度の「実践的中小企業経営」第14回目が開催されました!

1月23日(火)5限の「実践的中小企業経営」第14回目の講義では、美容室経営の有限会社エフミ、マネージャーの畑公人様を講師にお迎えし、「美容と健康そして究極のアンチエイジング」というテーマでご講演いただきました。

有限会社エフミは畑様のお母様が開業された会社で、畑様もお母様の美容師としての姿を見ながら育ち、高校卒業後、お母様の後を継ぐために専門学校へ入学する予定でした。しかし、実際にはラグビーのスポーツ推薦を得て大学へ入学しました。お母様のおすすめもあり、美容師になる夢を叶えるため大学卒業を待たずに専門学校へ通うダブルスクールで美容師になりました。美容師となった後、一度は向いていないと考え、美容師になる夢をあきらめましたが、3か月間の世界一周船旅を通じて考えが変化し、現在はエフミのマネージャーとして活躍されています。

有限会社エフミは、姉妹店としてCHARGEという美容室を経営しています。エフミでは60歳代~80歳代の女性をターゲットにしており、CHARGEでは10歳代~60歳代までの幅広い客層をターゲットにしています。また、CHARGEはエフミの隣に出店しており、それぞれの売上には客層ごとの特徴があるそうです。また将来に向けた新事業として健康改善を導入中だそうです。

菅教授からは、①エフミとCHARGEの顧客層と提供している技術は同じようにみえるが実は異なっており、エフミを訪れた客がターゲット層となる家族にCHARGEを紹介するなどのシナジーが働いている、②リピート率の増加は新規顧客に比べコストが少なく、平均単価が上がりやすいため、お母様の顧客対応が理論にかなっている、③サービスの品質評価には技術だけでなく雰囲気なども重要であるため、新事業を美容室で行うことが美容室の雰囲気と違和感がない必要性、④エフミとCHARGEのセグメントをデモグラフィック以外でも行うことで、新たな顧客層をターゲットにすることができるのではないか、といった4つの指摘がありました。

グループディスカッションでは、「あなたのしたい仕事で人の為になる事はなんですか?」をテーマに経営者と受講生が話し合いました。受講生からは、仕事をしていくなかで意識的にではなく結果的に感謝されることが多い、顧客が満足しサービスを提供する従業員も幸せになることが重要である、人の不安を取り除いてあげること、ありがとうと言う感情が重要、といった意見がありました。

最終回である第15回目の講義では、第1回目から第14回目までの総まとめとしてのグループディスカッションを行います。その後、懇親会を行い受講生が講義でどのようなことを学んだのかを総括的に話し合います。

 

有限会社エフミHP

studio CHARGE HP

(原文:余田穂垂、監修:菅万希子)