学部・大学院経営学部ニュース

2017年11月08日|経営学部ニュース
2017年度の「実践的中小企業経営」第5回目が開催されました!

10月31日(火)5限の「実践的中小企業経営」の第5回目の講義では、写真スタジオの株式会社渡辺写真館代表取締役・渡邊あきの様を講師にお迎えし、「想い出をカタチに--時流を掴むphoto studioの変化--」をテーマにご講演いただきました。

渡邊様が東京の美術大学に進学された当初は、自分の好きなものである「家にかかわること」を仕事にしようと思っておられたそうです。しかし、改めて自分の理想は何だろうかと考えた際に「何かを創り出し、残すこと」が自分の自己実現だと気付かれました。

渡辺写真館は創業から80年以上続いている老舗の写真館であり、渡邊様のおじい様から会社を受け継がれたそうです。渡邊様にとって写真は想い出をカタチにすることであり、お客様の人生に寄り添った写真を将来に残すことですが、将来にむけた自社内部の経営課題は20年続いた経営方針の限界が近いこと、外部の経営課題はスマートフォンなどのアプリの普及による写真加工技術の容易化であると説明されました。

菅教授からは、今後ITだけでなくAIも写真館にとって脅威になる可能性や、写真館の提供する商品・サービスの静止画から動画への展開、日常とハレの日の写真というシーンを分類した写真館のビジネスの在り方、新たなハレの日をつくりだす市場の可能性について指摘がありました。また、経営者の自己実現と自己の哲学の確立とのちがいを課題として投げかけられました。

グループディスカッションでは、「あなたの自己実現は何か?」をテーマに話し合いました。受講生からは社会貢献をすること・承認欲求を満たすこと・安定した生活を送ることなど様々な意見が出ましたが、自己実現には決まった正解はなく、大学での経験や人との出会いによって少しずつ変化しているという気付きがあったという意見もありました。

第6回目の講義を担当される医療法人こうあん理事 事務長の中井智洋様からは、「自社のHPを見ることと、医療・リハビリ・介護について調べること」という事前課題と共に、「あなたが未来のためにしていることは何か?」というグループディスカッションのテーマが発表されました。

 

株式会社渡辺写真館 HP

 

(原文:余田穂垂、監修:鈴木紀子・菅万希子)

 

株式会社渡辺写真館渡邊あきの代表取締役のご講演の様子

グループディスカッション後の発表の様子